Overture Maps の建物データを色分けし、OpenStreetMap のボランティアが手で描いた建物と、AI が衛星画像から自動で見つけた建物を比べるWebマップを作成。 SotM Asia 2026 Osakaの振り返りとして、Overture MapsとClaude Codeを使用しました。
▶ デモ: https://furuhashilab.github.io/Hackathon_Oct_YukaInada/
| 出どころ | 種類 | 棟数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| OpenStreetMap | 人が描いた | 5,369,157 | 65.6% |
| Microsoft ML Buildings | AI(衛星画像から抽出) | 2,381,293 | 29.1% |
| East Asian Buildings (doi:10.5281/zenodo.8174931) | AI(衛星画像から抽出) | 432,890 | 5.3% |
- 首都圏の建物の約3分の1は、OSM ではなく AI 由来のデータで補われています。
- 淵野辺駅の半径1kmでは AI 由来は 8.8% と少なく、OSM のマッピングが進んでいます。
- 足立区・江戸川区・市川市・草加市などには、AI 由来が9割を超える場所があり、OSM の編集候補になります。
- 出どころ別の建物マップ — 1棟を1点として、人が描いた建物を青、AI が見つけた建物をマゼンタで表示(ドット表示 / 約450mマスごとの AI 比率表示)
- 地名・駅名検索 — 「淵野辺」「ふちのべ」のように漢字でもひらがなでも検索でき、その場所の半径1kmの内訳(人 / AI)、首都圏平均との比較、OSM 編集候補度を表示
- OSM 編集候補ランキング — AI だけが見つけた建物が多い場所トップ10。iD エディタや Overture Explorer へのリンク付き
- 目印のピン — 駅・大学・病院・市区役所・商業施設・学校・公園・スーパー・コンビニを Overture places から約2.9万件。ズームに応じて表示し、重なるピンは間引きます。大学などは施設名でも検索できます
- 建物の形 — 例として、青山学院大学 相模原キャンパスなど複数の建物が含まれる施設は建物1棟ずつの形を表示。クリックで出どころと OSM の最終編集年がわかります。
| テーマ | 使い方 |
|---|---|
buildings |
各建物の sources[0].dataset で OSM / AI 由来を判定して集計・色分け |
divisions |
町丁目・市区町村の名前と位置、階層(所属市区町村)、ひらがな読み(names.common["ja-Hira"])を検索とエリア名に使用 |
places |
駅名検索と目印のピン(basic_category と confidence で選別。名前の地名と位置が10km以上離れた投稿などは除外) |
Overture は OpenStreetMap の建物を優先し、OSM に建物がない場所を AI 由来の建物で補っています。そのため AI 由来の建物が多い場所は、OSM にまだ描かれていない建物が多い場所といえます。
index.html 画面レイアウト(Tailwind CSS)
style.css ダークUIのスタイル
app.js Leaflet マップ・検索・ピン・レポート
grid.js 出どころ別の棟数グリッド(約450m)
search.js 地名・駅名の検索インデックス(読みがな付き)
landmarks.js 目印のピン(施設)
footprints_fuchinobe.js 淵野辺周辺の建物フットプリント
build_sources.py Overture buildings の集計スクリプト
build_search.py Overture divisions / places の検索インデックス作成
build_landmarks.py Overture places から目印の施設を抽出
index.html をブラウザで開くだけで動きます(ビルド不要)。データを作り直すときは pip install pyarrow numpy pykakasi のあと python build_sources.py、python build_search.py、python build_landmarks.py を実行します(Overture の S3 から匿名で読み込み)。
Data © Overture Maps Foundation (release 2026-09-23.1) · © OpenStreetMap contributors (ODbL) · Microsoft ML Buildings (ODbL) · East Asian Buildings (doi:10.5281/zenodo.8174931) · 背景地図: 国土地理院 淡色地図